オノマトペってなんだ?!

てな具合で、ボクがネンネの間、
過去にやったブックトークのご紹介。

産休に入る前に、学校でやった「オノマトペ」のブックトーク


導入は、赤ちゃんネタ。

この本は、赤ちゃん絵本の中でも、一番人気の本
『じゃあじゃあ びりびり』(ちょっと紹介)

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)


*みんなに「赤ちゃんって絵本分かると思う?」と聞くと、
わかるわけないよー!(男の子の声)という返事が返ってきました。

赤ちゃんが最初に出合う本に書かれた言葉には、秘密があるんだよね。
くるま ぶーぶーぶー
ふみきり カンカンカンカン

音を表す言葉。オノマトペ。オノマトペにはリズムがあります。
あかちゃんはそれが大好きで、本を読んであげると、手足をばたばたさせて反応してくれたりします。

赤ちゃんの時から身近にあったオノマトペ。
そんなオノマトペに、では、どんな言葉があるか教えてくれるのが、もじもじさん!


『もじもじさんの言葉劇場』

もじもじさんのことば劇場 オノマトペの巻


①ぱんぱん
という言葉。
例えばズボンに土が付いたのでパンパンと払った  と言う時に使えるけれど、もじもじさんはこんな風に使っています。

では
②ぶかぶか
パンダちゃんのパンツは二人ではいても ぶかぶか です。
といっていますが、
これって、『だぶだぶ』でも行けると思いませんか。

身近なオノマトペはまだまだあります。
繰り返し言葉だけではなく
『しっちゃかめっちゃか』とか
『ぴったり』『すっぽり』といった言葉もオノマトペとして紹介されています。

③ぷるぷる
これって、何がぷるぷるしていると思いますか?
太宰治の『斜陽』の中には『下唇がぷるぷるふるえてきて』なんていう表現も出てくるのですが、
一番よく使うのは、食べ物をあらわす時です。


『ぷるぷる』とか『もちもち』というオノマトペは実は今の日本人が一番好む食感をあらわすオノマトペだそうです。
オノマトペは、国語辞典を引いても、載っていない事が多い言葉です。そこで日本語特有のオノマトペを集めてできたのが、「オノマトペ辞典」です。
その中でも、食べ物や飲み物に関するオノマトペ。*『日本語オノマトペ辞典』より
この辞典にいくつくらい載っていると思いますか?(大体140語)

食べもののオノマトペ、その中でもこのオノマトペから(*表紙見せ)みんなはどんな想像するでしょうか?

『おいしいおと』

おいしいおと (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)


*音を紹介→何を食べている音か考えてもらう。
*最後・・・ではどんな音が聞こえてきますか?
わかめを食べる音
ソーセージを口に入れたときの音

なかなかユニークな音に、みんなの空想が広がります。

さて、余談。
がりがりくん
ザクリッチ

最近発売されているお菓子には、たくさんのオノマトペが使われています。
お菓子だけじゃなくて、

ゴキブリほいほい
ほかほか亭

CMの中にも「ふんわりもちもち」とか「スーッと効く」とか

探してみるのもなかなかおもしろいゾ。

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